前十字靭帯、ACL損傷、皆さんはどこまで知っていますか?

皆さんこんにちは。

GAP東京の「さとし」です。

突然ですが皆さんはスポーツ中に怪我をしたことはありますか?

スポーツをしている人の誰もが、怪我はしたくないと思っているますよね。

そんな怪我の中でも、手術が必要なほどの大きな怪我は、何が何でも避けたいところだと思います。

スポーツ中によく起こってしまう、手術を要する怪我の代表的なものが「膝の前十字靭帯損傷・断裂」です。

今回は前十字靭帯損傷・断裂について書きたいと思います。

前十字靭帯損傷・断裂はどんな時に起こるか

スポーツ外傷や交通事故などで大きな力が膝に加わった時に、その外力の方向に応じて種々の靭帯損傷を生じます。

特にスポーツ外傷では
・ジャンプを多くするスポーツ
・切り返しを多くするスポーツ
をしている人に多いです。

【前十字靭帯損傷の症状】

・膝に力が入らない
・膝の痛み
・可動域制限
・関節内血腫が目立ってくる。

3週間を過ぎると

痛み、腫れ、可動域制限

は、いずれも軽快してきます。
しかしこの頃になると損傷部位によっては膝の不安定感が徐々に目立ってくることがあります。

これは下り坂やひねり動作の際にはっきりすることが多いです。

 

不安定感があるままに放置しておくと
新たに半月板損傷や軟骨損傷などを生じ、慢性的な痛みや腫れ(水腫)が出現してしまいます。

損傷・断裂の予防

前十字靭帯を損傷してしまうと復帰までに早くて役1ヶ月近く、
断裂してしまうと手術〜リハビリを含めて復帰までに半年近くかかってしまいます。

手術後リハビリテーション開始当初から痛みや不安定感のない範囲で体重をかけていき、通常1週前後で杖や装具がなくても安定した歩行が可能になります。

10日前後で日常生活レベルが可能に
4週前後で自転車エルゴメーター
8週前後でジョギングが可能になります。

そんなことが起きないようにするためには大きく3つのトレーニングをすることが大切です!!

・筋力トレーニング
・プライオメトリクストレーニング
・アジリティートレーニング
の3つです!

筋力トレーニングは
下半身の筋力を強くするために

プライオメトリクストレーニングは
ジャンプして着地の際の衝撃を膝で受けないようにするために

アジリティートレーニングは
敏捷性のことで、
静止状態から急に動き出したり
トップスピードで動いてる途中で急に止まったり
突然の方向転換の時に靭帯を痛めないように必要です。

最後に

いくら怪我をしたくないと思っていても絶対にならないという保証はありません。
ですが怪我をするリスクを減らすことはトレーニングやケアによって可能です。

今回は前十字靭帯の予防について軽くしか触れませんでしたが、
「もっと深く知りたい!」
という方必見です!

10月21日(日)の勉強会では

前十字靭帯損傷の予防法
前十字靭帯損傷から選手を守るための正しい動き作りを学べます!

気になった方はこちらから!
http://sports-alliance.jp/england