何故行うのか?運動前後のストレッチ

こんにちは!GAP東京の濱田です。

今回はストレッチについてお伝えしていきます。

ストレッチについて知っていますか?

障害の発生には、

・高度なトレーニングによる筋・関節の疲労や柔軟性の低下
・筋力不足
・筋力のアンバランス

などといったさまざまな要因が関与しています。

特に、柔軟性の改善と疲労の回復にはストレッチが効果的といわれコンディショニングの手法としても高く位置付けられています。

ここからはストレッチについて詳しく紹介させて頂きます。
ストレッチの効果については、前回ブログを予習も兼ねてご覧下さい!

↓↓↓前回のブログはこちらから↓↓↓

ストレッチで得られる効果とは一体・・・?

ストレッチの種類と使い分け

1)スタティックストレッチ
…筋肉をゆっくり伸ばす
→ウォーミングアップ、クーリングダウン

2)徒手抵抗ストレッチ(アイソトニック・アイソメトリックストレッチ)
…パートナーが抵抗をかける
→クーリングダウン、軽度の筋肉損傷、疲労性の疼痛

3)ダイナミックストレッチ
…運動動作の中に取り入れるストレッチ
→ウォーミングアップ

4)バリスティックストレッチ
…反動や弾みをつけて行うストレッチ
→ウォーミングアップ

主にスポーツ現場などにおいて、ストレッチは、ウォーミングアップやクーリングダウンの中で用いられる事が多いです。

障害のある選手の中には痛みの誘発の為に

関節可動域が狭くなる
→ストレッチの機会が減る
→繰り返しのトレーニング
→柔軟性の低下
=外傷・障害の発生

という負の連鎖が巻き起こります。

運動前後のストレッチの重要さが一目瞭然です。

ストレッチは注意も必要

ストレッチは、1人で行う場合強度の調整が簡単にできます。

一方でクライアントへのストレッチを施行する場合は、
エンドフィールが分からず無理に伸ばしてしまったり、
テクニックの選択を誤ると筋肉に微小の損傷や疼痛が増大してしまう事があります。

ストレッチが終わった後に実は肉離れを受傷しているなどのカミングアウトも。。

クライアントとの密なコミュニケーションが重要となる事がわかります。

また外傷障害のあるクライアントへのストレッチ、
肉離れなどの伸張させてはいけない部位をストレッチをしないように

・筋の起始停止
・目的の筋を確実に伸張させるためのポジショニングと関節運動の方向
・伸張刺激に対する筋の生理学的性質

を十分に理解する必要があります。

最後に…

今回はストレッチについてお伝えしていきました。
気軽にできるストレッチだからこそ、クライアントへのストレッチは
障害や疲労の状況に応じて使いこなしていける様に確かな知識が必要です。

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