足底筋膜炎ってなに?

皆さんこんにちは!!
GAP東京の高木です。

前回の記事でメンバーのさとしさんが「扁平足」について書いて下さいました。
http://www.gap-sports.net/member-blog/tokyo1215/

今回私は「足底筋膜炎」について紹介していきたいと思います!

 

【 足底筋膜炎とは? 】

まず「足底筋膜」とは足の指の付け根から踵骨にかけて足底部を張っている膜のことを言います。

足底筋膜に強い圧力や過度な刺激を継続的に与えることにより、筋膜を構成するコラーゲンの変性や筋膜が硬くなり炎症が生じて痛みが出ることを「足底筋膜炎」と呼びます。

発生部位は主に足裏の踵部位と土踏まずの間部分です。

 

【 足底筋膜炎の原因 】

基本的には足裏・土踏まずにあるアーチに負荷が掛かり、アーチが下がることで足底筋膜が引っ張られて炎症が生じます。

解剖学的要因として考えられるのは↓

・足底のアーチが高い(ハイアーチ)
・足底のアーチが低い(ローアーチ・扁平足)
・下腿部の筋力低下

などがありますが、実は解剖学的要因で足底筋膜炎になるよりも足底部の過度な使い過ぎが原因の場合の方が発生頻度が高いことがわかっています。

・普段運動をしていない人が突然激しい運動をする。
・硬い路面でランニングをする。
・長時間の立ち仕事をする。

などによる原因が発生頻度が高いと言われています。

 

【 足底筋膜炎の診断方法 】

さて、その足底筋膜炎ですが、どんな風に診断ができるのかを調べてみると・・・・

 

・土踏まず(足底腱膜)と踵骨の付着部周辺に圧痛(押した時に痛み)がある。

・長時間の立位、歩行、歩行開始時のいずれかに足底腱膜と踵骨の付着部周辺に痛みがある。

・神経の圧迫や障害、筋や腱の部分断裂などは除外する。

 

こんな診断方法があるんですね!!

ただアスレティックトレーナーは病気、怪我の診断をすることはできません。
1つの評価の指標として使ってみてください!

 

【 足底筋膜炎の予防・治療 】

身近な方法として、足に合う靴を使用したり、中敷きをクッション性の高い物やアーチを補正する物を使用することができます。

また足底部のストレッチも効果的です。↓
http://www.heartful-health.or.jp/shimadahp/about/learn/plantar_tendon

どうしても痛みが取れない、酷い痛みが出る場合は薬物療法もあるため、近くの病院に受診してみて下さい。

【 最後に 】

足底筋膜炎について今回は紹介させて頂きましたが、足底に関する痛みや治療・トレーニングは他にも沢山あります!

12月6日(木)

足底筋のケアと強化
〜アスリートの足部損傷に対するコンディショニングとトレーニング 独自の筋膜リリースを交えて〜
を行いますので、更に足底部について学びたい!興味がある!と思った方は参加してみて下さい!

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https://www.gap-sports.net/seminar/20181206tokyo/