スポーツと股関節! 知っておきたい基礎基本!

こんにちは!
GAP東京3年の棟形です!

今回は来月11月15日に行われるGAP勉強会の内容と告知についてのブログです。

今回のテーマは
「股関節」

これからどんどん気温が下がっていき関節周りのケガのリスクも高くなってきます。
勉強会ではそんな季節を乗り越えるためにも、股関節の評価とコンディショニング法を学んでいきます!

1、股関節ってどんな関節?

そもそも股関節ってどんな仕組みになっているのでしょうか?

股関節は、骨盤(寛骨、仙骨、尾骨)と大腿骨で構成されています。

股関節には、6つの動きがあります。

それは

屈曲、伸展、内転、外転、内旋、外旋です!

股関節は図のような球状の関節の形をしているのでこの6つの動きが組み合わさって複雑に動きます。

例えばサッカーのインサイドキック。

これは股関節 の外転➕外旋➕屈曲の動きが関わります。

そして、野球のバッティング。
後ろの足の股関節は外転➕内旋➕伸展の動きが関わります。

 

 

2、股関節のケガとは?

では股関節に関係するスポーツ選手が起こしやすい傷害にはどんなものがあるのでしょうか。

 

●グロインペイン症候群
(鼠径部痛症候群、Groin pain syndrome)

スポーツによって股関節を使い過ぎたり、筋力低下や柔軟性低下によって股関節の前部付近に痛みを発するものです。
キック動作やランニングなどの繰り返しの運動で炎症が生じ、痛みになります。
主にサッカー選手に多く起こりやすい傷害です。

 

●梨状筋症候群
(Piriformis syndrome)

臀部の筋肉によって坐骨神経が圧迫されて臀部痛、大腿後面痛などが起こります。
主な原因は、股関節の外旋動作に関わる臀部の奥の筋肉の柔軟性の低下によるものです。
主にマラソンランナーに多く起こりやすい傷害です。

 

3、最後に!

これらのケガを未然に防いで、スポーツパフォーマンス向上につなげるためにも、股関節の動きがとても重要になります!

そこで今回の11月15日GAP勉強会では
講師の方に
JSPO-AT 、(株)Dr.トレーニングでパーソナルトレーナーをされている池田珠理氏をお招きして、スポーツ現場で使える股関節の評価とコンディショニングについて今回は座学重視でお話しして頂きます!