【開催報告】8/17基礎解剖から紐解く身体のミカタ


こんにちは!GAP福岡1年の堀添です。
8/17(土)に開催された『基礎解剖から紐解く身体のミカタ~股関節に対する評価・アプローチ編~』の開催報告ブログです。

講師は理学療法士の在津 匠さんです。

在津さんは、現在、九州電力ラグビー部のトレーナーをされています。

他にも、解剖などの基礎知識を中心とした勉強会「GENKAI」の講師をされながら、若手育成やスタッフ教育の現場で活動をしています。

使える身体になるための条件


どんなに筋力をつけたとしても上手に使えなければ、良いパフォーマンスには繋がりません。さらには、怪我にも繋がってしまいます。

そこで正しく身体を使えるようになるためには、どのような順序でトレーニングを行っていけばいいのでしょうか?

それには3つのステップがあります。
Step1.
骨格を正しい位置に戻して筋肉が動きやすい環境を作る

Step2.
使いたい筋群を上手に使うための身体の動きの感覚(神経筋コントロール)を鍛える

Step3.
要求される機能に必要な筋力と筋持久力をつける

これらのステップを踏むことで壊れにくい身体作りができます!

股関節の仕組み


股関節の働きは主に力の中継点であり、身体の方向を変えるときに使われます。

そして、その股関節を安定させるために、Z靭帯(腸骨大腿靭帯と恥骨大腿靭帯を合わせたもの)があります。

Z靭帯は螺旋状になっていて、特に股関節が伸展方向に捻じられることで求心方向への張力が大きくなります。

例えるなら、アイシングなどを行う時に使うアイスパックを捻じると固定されるようなイメージです。

僕は在津さんの講義を聞き

靭帯によって身体が正しい位置に固定されることで筋力が発揮できる。
ということを知れました。

骨盤の評価


最初に書いたように、骨格のアライメントを治すことで、動作のスタートの位置が変わり、動きをスムーズに行うことが出来ます。

そして、アライメントを治すためにはまず、今の身体の状態を知らなければなりません。

そのための評価の方法が2つあります。
① 仰臥位にて腸骨稜とASISを触り骨盤の高さ・傾きをみる
② 脚の長さをチェック(両内顆の高さをみる)

ペアになり、評価を実践しました。

アライメント評価

O脚・X脚と膝の形にはいろいろありますが
勉強会では、脚の評価方法を練習しました。

 

チェックポイントが
全部つくのが理想らしいのですが、つかない場合で力を入れたら全てつく場合は筋力不足です。

簡単にできる評価なので皆さんも是非、実践してみて下さい!


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