【女性トレーナー必見】女性トレーナーが語るライフプランと仕事のバランス
こんにちは!GAP東京の飯岡です。
10月11日にオンラインで行われた【女性限定】トレーナーを仕事にしたい人のためのオンラインパネルディスカッションで当日どんなことを学んだのかご紹介します!
今回はAT、柔道整復師、ATC、それぞれ異なる資格をお持ちの3名の講師にお話を伺いました。女性トレーナーの身だしなみ、選手との距離感、ライフプランについて。
普段あまり聞くことのできない、でも必ず聞いておきたいと思うようなお話をたくさん聞くことができました!
講師紹介
内藤 菜緒(ないとう なを)
NATA 公認アスレティックトレーナー
FRP(ファンクショナルローラー ピラティス)ベーシックインストラクター
ATC として整形外科のリハビリ、高校、大学、プロ、一般企業と多種多様な現場で活躍中。身体の悩みを持っている方のライフスタイルと運動レベルに合わせた改善方法を見出し、アドバイス、指導することを大切にしている。
中村 郁美(なかむら いくみ)
社会人女子ラクロスクラブチーム sibylla トレーナー 柔道整復師
中学校一種免許状(保健体育) 高等学校一種免許状(保健体育)
整骨院に勤務しながら、女子ラクロスやソングリーディングなど、女性アスリートをメインとしてトレーナー活動を行う。大学在学中より学生トレーナーとしてアスレティックトレーナーの勉強をしながら、柔道整復師の免許を取得。卒業後、接骨院にて外傷障害の施術について学び、現在は産前産後をメインとした女性専門の整骨院に勤務。
成清 愛(なりきよ めぐみ)
日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー
CorePowerYogaCPY®︎インストラクター
3 年前よりフリーランスのアスレティックトレーナーとして、大学女子バスケットボール部のアスレティックトレーナーとして活動。 他にもスポーツ整形外科や大学トレーニングセンターでコンディショニングにヨガを取り入れたり、 女性トレーナーならでの目線で女性三大主徴の予防や改善に力を入れている。現在は結婚、妊娠、出産後の AT のスポーツ現場での働き方について模索中。
身だしなみについて
身だしなみは選手、監督、コーチからトレーナーとして信頼されるための大事な要素の一つになってくることだと思います。
ですが具体的にどんなウェア、メイクが良いのかというのは注意する点や限度が分かりづらく難しいですよね。。
そこで今回は3名の講師の方々が学生時代にどんなことを気を付けていたのかお聞きしメイクとウェアに分けて下記にまとめました。
①メイク
・まったくしないのは血色が悪く見えてしまうので、眉毛を描いてクマを消す程度にする。
・競技や職場によっても異なる。例えばチアの現場ではメイクをあまりしないと浮いてしまう。
何のためにメイクをしているか、そこを考えられていればメイクをするのは絶対にダメということはないのだなと思いました。
確かに選手のケアをする私たちの顔色が悪いと、ケアを受ける側の選手にも周りにも心配かけてしまいます。選手の身体を整えてく立場なので、ある程度のメイクはするようにしていけたらいいですね!
②ウェア
・首元のゆるいものはあまり着ない。
・競技のメーカーに合わせる。
・派手なものは身につけない。
ゆるいものを着ない理由としては、トレーナーは前屈みになってテーピングを巻いたりします。そのときに中のインナーが見えてしまうことが理由だそうです。特に異性選手のトレーナーをするときには特に気を配っていたそうです。
選手との距離感
特に学生トレーナーで学生の選手に関わるとなると年齢が近いことがほとんどです。
距離感に関しては色々な考えや現場によっても異なってくると思います。ですが3名の講師の方々が口を揃えて仰っていたのは距離感が近すぎると冷静な判断ができなくなる恐れがあるということです。
そのため実際に行っていた行動としては
・自分からはSNSのフォローはしない繋がらない。
・社会人になって、区別ができるようになってから食事に行ったりする。
選手に対して何がベストな判断なのか、それを常に考えてトレーナーとしての判断ができるようにしていきたいです。
ライフプラン
自分がどのくらいの歳で何をしていたいか、どうなっていたいのか。考えられたらいいのですが、なかなかすぐに答えが出ることではないです。
ですが女性は結婚と出産をする場合、その先のことや妊娠中の仕事について考えなくてはなりません。答えは出なくても一度考えておきたいことだと思います。
今回はそのヒントになるようなお話をたくさん聞けました!
・ざっくりと何歳くらいにこうなっていたい。というプランを持っておく。
・仕事の自分、妻としての自分、プライベートの自分、それぞれの自分が今どんな状況かで妊娠のタイミングを考える。
・その時の自分のベストな選択をする。
自分の人生をどんな人生にするのか計画を立て行動をしていくのは自分です。
将来について漠然と考えられたら、今回のようなセミナーに出てどんなふうに決めていったのか先輩女性トレーナーに話を聞き、より具体的なイメージを創っていけたらいいですね!
まとめ
身だしなみや距離感のお話からは女性トレーナーとしての心得を学び、全体のディスカッションを通して、自分が何がしたいのかを見失わず、自分に正直に向き合って様々な選択をすることが大事ということを学びました。
1つ1つの自分の選択に向き合い、なんとなくではなく自分がやりたいことだから。と常に胸を張って言える選択ができるようにすること。
そういったことの積み重ねを大事にして講師のような女性トレーナーになれるよう頑張りましょう!