女性トレーナーとしての強みを知る!目指すは魅力のある人へ

こんにちは!GAP東京の飯岡です。

1月31日にオンラインで開催された【女性限定】女性トレーナーとしての強みを知る、スポーツ現場で活躍する秘訣とは?で当日どんなことを学んだのかご紹介します。

今回は幅広い分野で活躍されているお二人の講師の方に、現場での女性としての強みと活躍するための秘訣を教えていただきました。

さらに今回の対談式セミナーでは今までにない形を取り入れ、セミナー後もコミュニケーションを取れるように参加者の方と講師の方でFacebookのグループを作成しました。

それでは、当日の内容を紹介していきます!

講師紹介

堤 萌依

・柔道整復師
・鍼灸師
・あんま指圧マッサージ師

鍼灸整骨院で勤務しながら、スポーツ現場で主に女性アスリートをサポート。女性ならではの悩みを東洋医学的目線でアドバイスし、コンディショニングトレーニングにヨガを取り入れて活動している。
現在ではバレエ教室、高校女子陸上ホッケー部、子供の運動教室で運動指導やトレーナーとして活動中。

古里緑

・全米ストレングス&コンディショニング協会認定パーソナルトレーナー
・CBST(コアバランスストレッチ)ライセンス取得
・草野球大会Victoria公式トレーナー
・we.stretch技術顧問

自分の強みを作るべく、ストレッチ専門店「Dr.ストレッチ」に新卒入社し、約5年間勤務。
1000
人以上の中で数名しかいない選抜トレーナーに最年少(21 )で選出され、スペインでの研修留学を経験。現在はフリーランスのコンディショニングコーチとして、ワークアウトスタジオ「GRIT NATION」のスタジオマネージャーや月額制ストレッチ専門店「we.stretch」の技術顧問、 各種セミナーや専門学校での講師業など活動の幅を広げている。

トレーナーとしてこれまで活動してきて得たこと

得たこととしてお二人が口を揃えておっしゃっていたのは、対応力についてでした。

古里さんは草野球チームの公式トレーナーをされていて、そこでは1つのチームに専属で帯同するのではなく対戦前と対戦後で違うチームの対応をするそうです。

当然チームや選手によって求められることは違うので、引き出しの多さや対応力が大切になってきます。

堤さんは実際に内科的なことを選手から尋ねられることがあったそうです。

トレーナーは外傷に対する処置だけでなく、現場によっては選手から体のことについて聞かれる立場だということを頭において、それぞれの持ってる資格で対応できることをして、知識はもっておいてアドバイスができる立場でいたいと思いました。

幅広い知識と対応力をつけられるように学生のうちから色々なことに目を向けられるようにしたいですね!

強みと現場で活躍する秘訣

トレーナーの現場によっては女性だからできないかもと考えてしまうことはあるかと思います。

ですが女性だからできること、女性の強みについて現場で実際に言われたことを堤さんから教えていただきました。

・女性の指は細くて、面ではなく点で触られてる感じがしてツボを押されてるようで良い。
・触り方が優しい。
・相談されやすい。

特に一つ目の指に関してのお話は女性ならではの強みになるなと感じました!

そして選手はここまで敏感に手の感触などを感じ取るということなので、ただ施術するのではなく丁寧に優しく触ることは常に意識して施術などはしていかなければいけないと思いました。

学生時代、古里さんは女性ならではの疑問や不安があると、女性トレーナーの方に話を聞きに会いに行ったり、遠方の方にはメールを送るなどして自分で直接聞くようにしていたそうです。

不安があっても、古里さんのように自分で直接真相を確かめるということはなかなか勇気も出なくてそのままにしてしまうことが多いです。

ですが、ちゃんと不安や疑問を解決していくことで、より夢に向かって努力ができるようになると思います。なので、分からないことは自分で聞いて解決するようにしていけるようにしたいです。

またお二人ともポジティブでいることを心がけているそうで、セミナー中も常に前向きな言葉で笑顔でお話をされていました。実際にそんなお二人の話を聞いていてこちらも自然と笑顔になっていきました。

選手と関わっていく上で、話していて元気になれるようなポジティブで明るい人でいることは一つの強みになると思います。施術以外のところで人としての強みがもてるようにしたいですね!

他のトレーナーの方との関わり方

とにかく否定をしない。これが大前提にあるそうです。

自分と違う考えを持っていると自分の持っている知識と比較してしまいがちですが、それぞれバックグラウンドは違うのだから違う考え方をしていても、そういう考えもあるのかという捉え方をするとおっしゃっていました。

自分の知らないこと、違った考え方に出会った時はつい落ち込んでしまったり否定をしたくなったりすることがありますが、お二人のような考え方をして選手にとってなにがプラスになるのか、その目的を忘れずにたくさんの方と交流していきたいです。

また交流をさせてもらった後は信頼関係を築いていくためにも報連相がしっかりとできるように、普段から連絡をおろそかにしないことを心がけたいです。

まとめ

今回は幅広く活躍されているお二人から色々な方面からのお話をきくことができました。

こういったセミナーに出ることで勉強以外の面で自分に足りないことを知ることができるので、先輩トレーナーの方がどんなふうに解決をしていったのかを聞いて、自分はどんな行動をしていくのかを考えることができます。

人としても、トレーナーとしても魅力のある人になるために頑張っていきましょう!