【開催報告】7/28ジュニア期向けビジョントレーニング
こんにちは!GAP東京の井上です!
7/28(日)に開催された『ジュニア期向けビジョントレーニング』の開催報告ブログです。
ビジョントレーニングとは?
ビジョントレーニングとは…
『見る力』を高めるトレーニングです!
この『見る力』とは、
①目で見て
↓
②判断して
↓
③行動に移す
こうした『目で見て行動に移すまでの力』のことを言います。この『見る力』を高めるためには視力を上げるだけでは不十分です。視力以外に集中力や反応力…等を鍛えることがとても大切です。
この『見る力』を高めるために集中力、反応力…等を鍛えることをビジョントレーニングと言います!
集中力をあげるためには?『子どもの頃の○○体験』
集中力をあげるためにはどうしたらいいと思いますか?ネット等で調べると、コンディションを整えること、息抜きをすること、などと出てきます。
しかし、馬渕先生が講義内で話していたのが、子どもの頃の『熱中体験』こそが集中力を高めるポイントになるという話がありました。
この『熱中体験』とは…子供のころに何でもいいからとにかく熱中する体験です!
集中力を高めるためには、子供の頃にいっぱい好きなことに熱中する時間を作ることが重要です。
ビジョントレーニング具体例
次に馬渕先生が普段、生徒さんに行なっているビジョントレーニングを紹介していただきました!
①大仏
足をあぐらのようにして両方の足の裏を合わせて、手で足部を抑えて後ろに倒れて起き上がってを繰り返します。背中の受容器を刺激し、自分の体のシルエットを把握できるようになる効果があります。
②だるま
大仏と同じような姿勢を作り、今度は右回りで倒れて一周し左から起き上がるようにします。反対も行います。スピードを速めたり、すごくゆっくり行ったり、難易度を上げて挑戦してみましょう!
③ひこうき
これを行う際の注意点は、足と体を床と平行にすること!はじめは目を開けてやってみてください。それができるようになったら、少し難易度をあげて目を閉じてやってみてください!
④ブロックストリングス
写真のようにひもと色の違うビーズをつかって行うビジョントレーニングです!各ビーズを見たときの目の動きや見え方から弱点を見つけていきます。
⑤カード
トランプを使ってやる反応力を鍛えるトレーニングです!目の前に出された2枚のカードのうち、小さい方と大きい方を瞬時に見分けて、ポンポンっとカルタのように軽く叩きます。
目の動きを支える『からだ』
赤ちゃんの頃の動きにはひとつひとつに意味があります。ひとつでも抜けてしまうと、動きの不器用さにつながってしまいます。ビジョントレーニングでは、赤ちゃんの頃の成長過程をヒントに動きの不器用さを改善していきます。
赤ちゃんの動きとその意味をご紹介します!
・泣く→呼吸インナーユニットの活性化
・仰向け→インナーユニットの活性化・屈筋群の発達
・うつ伏せ→肩甲帯の安定、伸筋群の発達
・四つ這い→股関節の柔軟性・肩甲帯の安定性
・高這い→肩甲帯の安定性・足指の機能向上
その子に合わせたハードルを設定し、だんだんとできることを増やしていくことが大切です!
まとめ
自分が一番勉強になったのは
『赤ちゃんの頃が大切』と言うところです。
生まれたその瞬間に赤ちゃんは初めて重力、呼吸を経験し、成長して約1年ほどで歩けるようになります。そしてその間に経験しなくてはいけないことがたくさんあります。
今まで私は
『子どもの頃は早く歩けるようになったほうがいい』や『泣くことはいけないこと』というふうに思っていました。
ですが馬渕先生から
ハイハイの時期が短いと肩の筋力が不足し、大人になってからの肩の怪我に繋がったり、いっぱい泣くことがインナーマッスルの発達に繋がる。
というお話を聞いて、子どもの好きなように伸び伸びやらせてあげることが、その子の為になるんだなと実感しました。
早速、現場で使ってみようと思います!
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