9月19日に勉強会を開催しました!
みなさんこんにちは。
GAP東京のまさです。
GAP東京9月勉強会
『呼吸、胸郭、腹腔部と姿勢動きの関係性
〜アスリートの姿勢と動きが変わるアプローチ基礎編〜』
を開催いたしました!!
講師には、株式会社Dr.トレーニングでパーソナルトレーナーとして活動されている青柳陽祐氏をお招きして呼吸をテーマに講義をしてくださいました。
〜呼吸のメカニズム〜
今回は基礎編ということで、次回の応用編に向けて呼吸に重要な筋骨格の解剖学を学びました!!
その中で大事になってくるのは胸郭と肺の役割です。
ここで一つ問題です。
呼吸をする時に胸郭が広がる事はみなさんイメージができると思います。
一体それは
①肺が能動的に膨らむことで胸郭が広がる。
②胸郭が広がることで、肺がそれにともなって膨らむ。
どちらでしょうか??
正解は
②胸郭が広がることで、肺がそれにともなって膨らむ。
です!
ということは呼吸を上手くするにはその胸郭の動きをいかに上手く柔軟に行うことができるか。
これが大事なんですね!!
〜呼吸と姿勢の関係性〜
今回の勉強会のタイトルにもある呼吸と姿勢の関係性。
それは、安静時呼吸と大きい呼吸をしたときに使われる、胸郭を動かす筋肉が関係しているんです。
安静時呼吸時には
○呼気:吐くとき
横隔膜
外肋間筋
○吸気:吸う時
横隔膜
外肋間筋
内肋間筋
そして大きい呼吸には、安静時呼吸では酸素の供給が足りなくなったときにいくつかの補助筋が作用しています。
例を挙げると
○呼気
腹直筋
腹横筋
腰方形筋
広背筋 etc
○吸気
大胸筋
前鋸筋
菱形筋
脊柱起立筋
胸鎖乳突筋 etc
※この投稿の筋肉は勉強会当日の内容のごく一部です。
これらの筋肉がどう関係しているかというと
上記に挙げた筋肉は日常生活において
・硬くなりやすい筋肉
(例:腹直筋、大胸筋)
・弱くなりやすい筋肉
(例:広背筋、脊柱起立筋)
・使われにくい筋肉
(例:腹横筋、菱形筋)
に分類することができ、これらの筋肉がバランス良く機能しないことで呼吸がうまくいかず、筋の偏りで猫背になったり腰痛が起こりやすくなる可能性があるんです!!
ちなみにタイトルにあった1日の呼吸数は・・・・・・
約20000回です!
私達が何気なく行っている呼吸。
奥が深いですね。
〜最後に〜
いかがでしたでしょうか!
今回は講義中心で呼吸そもそものメカニズムや、呼吸と姿勢の関係性についてお話ししてくださいました。
次回10月17日の実践編では実際に呼吸で姿勢を改善、パフォーマンスアップする方法を実技を交えながら指導してくださいます。
もちろん基礎編に参加していない方でも参加はOKです。
現在も何名かお申し込みをいただいており、定員に達し次第受付終了となりますのでお申し込みはお早めに!!