【開催報告】7/22アスリートのためのムーブメントエクササイズ
こんにちは!
GAP東京2年山城です。
7月22日(月)GAP勉強会
「アスリートのためのムーブメントエクササイズ」の開催報告ブログです!
講師は森川稔之さんです。
森川さんは自分自身の怪我の経験などから「怪我によってつらい思いをする選手を一人でも減らしたい!」とトレーナーの道を志しました。
指導の中ではカラダだけでなくメンタル面にも着目しカラダとメンタルの両面からチーム力向上のサポートを行っています。また、スポーツチームへの指導だけでなく、一般の方へのパーソナル指導や専門学校の講師、セミナー講師など幅広く活動されております。
動作を鍛える
脳は筋の活動を認識しているのではなく、運動パターンを認識しています。例えば肘の屈曲動作では、上腕二頭筋を収縮させて、と認識しているのではなく、肘関節を曲げる、といったパターンで認識しています。
そして、動作は筋・筋膜、関節、神経の3つの要素すべてが協調して働くことによって機能的で効率の良い動きが生まれます!
ですので、個々の筋肉を鍛えるのではなく、運動パターンを変えることで運動の改善ができるのです。
ムーブメントエクササイズをやってみる
今回の講義で行ったエクササイズは
1、YTW
2、ロウイング
3、プッシュアップ
4、スクワット
5、シングルレッグ・ルーマニアンデッドリフト
6、フロントランジ
7、サイドランジ
の7つを実践しました!
プッシュアップ
スクワット
ここでは特にシングルレッグルーマニアンデッドリフトを紹介させていただきます。
このエクササイズの目的は、体幹、足部の安定化と股関節、膝関節、足関節の連動性の獲得です。
まず片脚立ちで軽く膝を屈曲します。次に胸を張ったままゆっくりと反対の脚を後ろに引きながら前傾し、膝を屈曲させます。
評価項目は腰椎が過伸展していないか、膝がつま先と同じ方向に向いているかです。
人によっては腰がぶれてしまったりしていました
チームへの指導では、そういった代償動作があった選手をピックアップして個別にトレーニングをするそうです。
まとめ
このムーブメントエクササイズができなかったからといって筋力が弱い、柔軟性がない、という風に評価しがちになってしまいますが、それは誤りです。
これはこのエクササイズに限らず他の運動パターンでも同じことです。ただ単にその運動パターンに慣れていないだけかもしれませんし、本当に筋力や柔軟性が原因かもしれないのです。
ムーブメントエクササイズではこの運動パターン、動作を鍛えることができます。
ですので、正しい視点を持ち、ムーブメントエクササイズを有効に活用していくことで、競技力向上、障害予防につながっていきます!
是非、現場で活用してみてください!
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