テーピングにはどのくらい種類があるの?

みなさん、こんにちは。
GAP東京3年の古峯です。

テーピングにはどのくらいの種類があると思いますか?

今回はテーピングの種類をみていきます。

テーピングは2種類に分けられる

非伸縮テープと伸縮テープに分けられ、さらに伸縮テープは細かく種類が分けられます。

非伸縮テープ
・ホワイトテープ

伸縮テープ
・ハード伸縮テープ(エラスティックテープ)
・ソフト伸縮テープ(ソフトエラスティックテープ)
・自着性テープ
・キネシオテープ
・アンダーラップ

こちらがよく現場で使われるテープになります。
(まだ他にもあります。)

それではこちらのテープがどんな目的で使われ、どんな効果があるのか見ていきたいと思います。

ホワイトテープ

ホワイトテープは
関節の固定、可動域を制限するときに使用します。
ガッチリと固定されるので、ケガの予防や再発防止、応急処置に最適です。
例、足関節内反捻挫の固定

エラスティックテープ

エラスティックテープは
強い固定と同時にある程度の動きが必要な部位(肩、肘、膝など)に使用します。
例、前十字靭帯損傷・肩関節脱臼

ソフトエラスティックテープ

ソフトエラスティックテープは
部位の固定には用いずにテーピングの仕上げとしてさらに巻くことで、巻いたテープが剥がれるのを防いでくれます。
例、足関節内反捻挫の固定のラッピング、アキレス腱炎のテーピングのラッピング

 

自着性テープ

自着性テープは
患部の圧迫や固定に使用ができ、包帯の代用品としても使用できます。
例、足関節のサポートテープ、肘関節のサポートテープ

 

キネシオテープ


キネシオテープは
筋肉に沿って貼ることで筋肉の上の皮膚を引っ張り上げ、皮膚と筋肉の間に隙間を作ります。
そうすることでリンパ液・血液の流れが良くなり、
痛み・凝りの改善、腫れや内出血の軽減などが期待できます。
また、少し引っ張った状態で貼ることで、筋肉のサポートテープとしても使用されます。
例、ハムストリングスサポートテープ、下腿三頭筋サポートテープ

キネシオテープ

 


アンダーラップは
テープのこすれなどから皮膚を保護するために使用されます。ホワイトテープを巻く前によく使われます。
例、足関節内反捻挫

最後に

このようにテープは様々な種類があります。

この怪我には必ずこのテープを使わなければならないということはありません。

選手の怪我の状態によって変わるので、そこは臨機応変にテーピングできるようにしましょう。
テープの特性・使用することによって得られる効果などを理解した上でテーピングを巻いてみましょう。

 

4月22日勉強会では「競技力向上に繋がるテーピング術〜肩関節編〜」について勉強します。
前回の足関節編、膝関節編に続いて第三弾は肩関節編となっています。
今回も平田麦先生に講師をしていただきます。
テーピングを学びたい方は是非お越しください!!
↓↓↓詳細はこちら↓↓↓

【4/22開催】競技力向上に繋がるテーピング術 〜肩関節編〜