【開催報告】6/9ジュニア期向けビジョントレーニング
こんにちは!GAP東京4年の棟形です。
6/9 全国若手・学生トレーナー交流会を開催致しました!
そこで行われた、現場力セミナー
『ジュニア期向け ビジョントレーニング』について報告をしていきます。
講師はGAPの先輩、馬渕加奈さんです。
僕たちは親しみを込めて、ぶっちさんと呼んでいます。
ぶっちさんは、元ボクシング世界チャンピオン飯田覚士さんのボクシング塾ボックスファイでビジョントレーニングを用いたジュニア指導を行っています。
今回は、『ジュニア期向け ビジョントレーニング』と題してお話しして頂きました!
1、 集中力・反応力を高める○○体験!
人が物事に集中したり反応を早めるには、どうしたらいいのでしょうか?
それには、一つの物事に深く心を傾けて夢中になること、つまり「熱中体験」が必要なのです!
特にジュニア期の子供たちは、自分の好きなこと、関心のあることに対して向き合おうとする力は高いです。
もし、すべてのことに対して「熱中」できたとしたら、勉強も私生活もうまくいきます!
こどもたちを熱中させるためには、何が必要なのでしょうか?
2、 ビジョントレーニングを取り入れる
熱中体験を引き出すために重要なのが、「見る力」です。
「見る力」とは、視力だけでなく、見たものに対して反応する力までを含めた総合的な視覚能力のことです。
「見る力」を伸ばすと
・集中力が身につく
・手先が器用になる
・記憶力が身につく
・イメージ力が豊かになる
・空間把握や距離感が上手くつかめるようになる
・球技が得意になる
・コミュニケーションが上手になる
などの効果が期待できます。
そんな、「見る力」を鍛えるのに最適なのが、「ビジョントレーニング」です!
3、 かなめは中心軸づくり
人間は、「自分が今ここにいるな」と感じるゼロ地点である、中心軸を持っています。そこから少しでも逸脱すると、耳の奥にある三半規管と前庭、全身の固有受容器によって、そのズレを察知して修正しようとします。
三半規管と前庭、固有受容器がそれぞれ刺激を察知して反応する力を鍛えることで、自分の身体が中心軸から、どうなっているのかを感じ取れるようになります。参加者のみなさんと、中心軸を感じとる練習をしました!
立った状態で片足立ちになり両手を広げてバランスを取ります。
カラダを様々な方向に傾けて上手くバランスを取ります。
4、 眼の動きを鍛える
眼の奥には、眼球を動かすための筋肉、外眼筋が存在します。
・上斜筋
・上直筋
・内直筋
・下斜筋
・下直筋
・外直筋
この6つの筋肉が眼球運動を司っています。
それぞれ眼球がうまく動かせているかどうかを確かめてみましょう!
【眼球運動チェック】
➀2人組で正面向かい合わせになる
②1人は相手の顔の約30cm前にペン先を30cm間隔で2本置く
③ペンを持っている人が「右、左」と声をかけ、両方のペン先を交互に両眼で視る
④メトロノームの音に合わせてスピードアップ
参加者の中にも、ある一定の方向だけ眼球が動きにくい人がいました。皆さんも試してみて下さい!
ジュニア期向けビジョントレーニングの動画公開中!
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